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2009年12月25日

【DAISEN株式会社】
『次世代ニーズを創造と技術で拓く発泡樹脂成形設備総合メーカー』

DAISEN株式会社
事業内容 発泡樹脂全自動成形機の製造・販売、発泡樹脂用金型の鋳造及び製造
設立 1955(昭和30)年8月
資本金 4,800万円
売上高 25億円(2008年度実績)
従業員数 80名(2009年11月)
平均年齢 45歳
本社所在地 岐阜県中津川市駒場町2番25号
事業所 関東工場(埼玉県上尾市)、九州工場(福岡県大牟田市)、中国(上海市)
ウェブサイト http://www.daisen-inc.co.jp
発泡樹脂成形機製造で国内シェア60%
DAISENブランド

代表取締役社長  林 彰DAISENは、日本における発泡樹脂成形機の草分けとして発泡樹脂成形機、発泡樹脂用金型、発泡樹脂成形品の製造・販売を行ってきました。
設立以来54年、発泡樹脂成形機製造での国内シェア60%(自社調べ)を誇る業界トップクラスの企業です。
また、国内のみでなく、世界20カ国の成形機工場へも製品を輸出しており、海外においてもDAISENブランドは世界有数のトップメーカーです。

発泡樹脂

発泡樹脂(※1)は、一般には「発泡スチロール」と呼ばれ、従来梱包・包装材や食品容器をはじめ、建築用断熱材として利用されてきました。
軽量で、ある程度の強度と、断熱・吸音・緩衝・遮音効果があり、廉価であることなど優れた特長から、電気製品では空調機などの機能部品や、バンパー、サンバイザといった自動車用機能部材、ロボット用精密トレイなど、高精度で機能的な製品として広く使われています。

※1 発泡樹脂にはポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレンがあり、「発泡スチロール」は一般的にポリスチレンを指します。

発泡樹脂製品ができるまで・金型

時代にさきがけ、ニーズに応え得る技術力
木枠梱包から発泡樹脂へ

1948(昭和23)年、日本が戦後の何もない状態から復興へ向けて始動した時期、DAISENは林建材店として創業、7年後の1955(昭和30)年には林建材株式会社を設立しました。
この頃、日本のものづくりは生活のための必需品から豊かな生活のための家電製品製造などにも広がり始めていました。
そのような流れの中、取引先企業が換気扇を量産、配送することになり、製品の機能を損なわないよい梱包方法はないか依頼を受けたDAISENは、木材に含まれるメラニン樹脂に着目しました。メラニン樹脂は加熱するとやわらかくなって製品に微妙にフィットするのです。
DAISENは木材が持つこの性質を活かし、木枠の梱包を開始ました。木枠梱包は製品の品質を維持しつつ運搬できる、当時としては画期的で優れた方法でした。
昭和30年代に入ると、ドイツから発泡スチロールという素材が国内に入ってきました。
この発泡スチロールが持つ、軽くて強いという優れた特性から、製品としての将来性を確信したDAISENは、その参入を好機と捉え、電化製品の搬送のための梱包材を、木枠から発泡スチロールを含む発泡樹脂へとシフトしようと考えました。

頼らず・屈せず・諦めず

発泡樹脂を製品として成形するには、金属性の型枠(金型)が必要ですが、当時はまだ金型を作る技術はありませんでした。もちろん理論も完成されていません。
自力で製造のしくみを考え、隙間を作り、ねじを締め、10から20の部品に分けて、金型をボルトで組み付け、原料を流し込み、窯へ入れて蒸気をあて、冷やして取り出す。このような工程を経て一つの製品を現在の何倍もの時間をかけて作り出す、という大変負荷のかかる作業でした。
他県の鋳物工場まで出向いて試作を繰り返すことも、何日もむしろの上で、昼夜を問わず金型づくりに徹することも稀ではありませんでした。
こうした、創業者のものづくりにかける熱意がDAISENのその後の発展の礎を築いたといっても過言ではありません。
決して諦めることなく、また屈することのないパイオニア精神と、お客様のニーズに応えるためにはどんな苦労もいとわない誠実な姿勢は、今もDAISENスピリットとして受け継がれています。
その後DAISENは、国内で初めて発泡樹脂を使用した扇風機の分解・梱包を始め、これを機に、梱包材としての発泡樹脂の需要は一気に高まり、成形機のDAISENは爆発的に売上を伸ばし、躍進していきます。
そして、社名を林建材株式会社から中部スチロール株式会社に変更。発泡ポリスチレンの成形機を本格的に製造・販売開始し、1970年、株式会社ダイセン工業を設立。関東工場の操業へと事業を展開していくのです。

生産効率の高さと確かな品質が厚い信頼を築く

DAISENの強みは、何と言っても業界をリードする技術力に由来する生産効率の高さと確かな品質によるお客様からの厚い信頼です。
発泡ポリスチレンの成形がまだ手動だった頃、1時間に20個しか成形できなかったものが、DAISENの自動成形機なら200個成形できたのです。
技術開発については、成長の最中にある頃から様々な改善・開発を積み重ねました。
そして現在、DAISENでは成形機をはじめ、金型、発泡樹脂製品の生産からシステム開発に至るまでを一貫して行っています。

リーディングカンパニーとして

目下、業界では一段と進む国際化の中で、効率的かつ柔軟に対応できる生産システムの確立が急務となっています。
DAISENはリーディングカンパニーとして、発泡プラスチックの発泡送粒・熟成・成形・取出し・整列・包装ストックといった各工程の自動化機械はもちろんのこと、工場全体の自動化ラインシステムの設計・製作にいたるまで、様々な目的、テーマ、ニーズをお持ちのお客様に対して、必ずご満足いただくことを目的に日夜努力を続けています。
さらに、自社「テストプラント」を有しており、最先端の技術を目指して研究開発を進めるかたわら、国内・海外を問わず、お客様のための技術研修にも大いに利用されています。

産・学・官連携の結実

発泡樹脂成形機の草分けとして確固たる地位にあるDAISENは、現状に甘んじることなく常に技術革新に取り組んできました。
DAISENではさらなる進化を目指して国や県、大学と連携しての研究開発に力を入れており、世界レベルの画期的な開発製品を次々と世に繰り出しています。

金型交換システム

中でも、発泡樹脂成形機金型交換システムは、これまで行われてきたマンパワーによる金型交換に比べ、稼働率の15%アップを実現する注目すべき開発です。
高精度で機能的な発泡樹脂製品の需要が高まる中で、効率化を図るためにハードルとなっていたのは、成形機の金型交換に関する装備や作業時間の長さでした。
原油高による生産コストの高騰への対策、作業効率を上げるための省人化、多品種少量生産ニーズへの対応といった多くの課題に対して従来二人で40分かかっていた作業を一人で10分以内に軽減することで解決策を見出しました。

全国初!発泡樹脂成形専用の生産管理システム(DPCS)

DAISENでは、発泡プラスチック製品をはじめ、成形機、金型、付帯設備まで一貫して製造・供給しています。
発泡樹脂周辺機器の総合メーカーであるからこそ、発泡樹脂製品生産工場が抱える課題についても、様々な視点から解決策を提示できる強みがあります。
この強みを活かし、生産時点の情報管理を可能にし、生産効率の向上を目指すことを目的として、発泡樹脂成形専用の生産管理システム『DPCS(DAISEN Production Control System)』 を開発しました。
この開発により、原材料発注の目安確認から、リアルタイムでの生産情報収集、作業指示の迅速化、オンラインによる正確な生産実績の収集・集計・分析にいたるまでが可能となり、成形工場の合理化に大きく貢献しています。 

世界初!エコ設計の次世代型成形機

DAISENでは、2007年、従来の油圧ではなく、モーター駆動プレスを採用した次世代EPS(※2)用デジタル成形機Decoシリーズを製品化しました。ヨーロッパにもアメリカにもアジアにも、電動用モータードライブで成形機を作っている企業はありません。
油圧レスなので油汚れがなく、環境に優しいのはもちろん、蒸気制御システムを導入することで蒸気使用量を大幅に削減できるようになり省エネ効果は絶大です。

※2 EPSとは、発泡スチロール

EPS用成形機・金型交換システム・生産管理システム

新しい付加価値を求めて

発泡樹脂の優れた特長のうち、目下DAISENが注目しているのは「吸音」と「軽量化」です。自動車の内装材や住宅資材に、その使途を広げています。
例えば、安全性を満たした自動車に、次に求められるのは何か。それは、いかに快適な空間を提供できるか、快適に過ごせるかといった、より上質な環境づくりだとDAISENは考えています。
併せて、「軽量化」も大きなテーマです。パワーウインドウやカーナビなど機能的なシステムを搭載する自動車の車体は、平均的な5人乗り仕様で約1.5トンと言われています。「軽量化」は今や必然のテーマ。
これに加えて、自動車の宿命である振動をどう抑え、快適な空間に近づけられるか。
DAISENでは、発泡樹脂の加工方法によって、「吸音」と「軽量化」という二つの課題を産学官連携事業により見事にクリアしたのです。(※3)
新しい付加価値を捉える着眼力と、充実した他機関との研究開発ネットワーク、何よりも日本を代表する発泡樹脂総合メーカーとして培ってきたDAISENの高い技術力が成し得た成果です。
常に時代のニーズに応え、新たな可能性を拓いてきたDAISENは、次なる高みを見据えています。

  ※3 産学官連携事業 (経済産業省・岐阜大学・DAISEN) テーマ:次世代金型の開発
  (経済産業省・中央大学・DAISEN) テーマ:吸音材料の開発

自動車用部材:バンパー・自動車用部品材:サンバイザ・家電用部品・建築材料:フロアー材・土木資材:ブロック

常に原点に立ち返れ

設立から54年という年月を振り返り、DAISENでは今一度成形加工技術を見直そうとしています。
どういう製品が必要で、それにはどのような生産加工方法が必要か、金型はどうか。成形品に着目して原点から考えてみる、という姿勢が必要だと感じています。
思えば、システムすらないところから、すべてを作り出してきたDAISEN、その強みは困難に立ち向かう不屈の精神であり、時代の風を読み取る研ぎ澄まされた感覚でした。
製品は永遠ではありません。特許と言えども20年。最初に開発し、製品化した覇者であっても、汎用されれば、短期で市場は競合状態になります。大規模で安価な海外企業の脅威もあります。
しかし、技術とやり方を工夫すれば新しい価値の創造は必ずできる。
従来鉄製だった自動車のバンパーが発泡樹脂に変わりました。「軽薄短小化」の時流の中で発泡樹脂のポテンシャルは無限大です。成形方法を変えれば、劇的に変わり得るのです。
現在、環境面からの窒素酸化物除去や発泡樹脂加工法による新部材開発など、今後はエコロジーでエコノミーの視点を追求し、新たなシーズを育て、さらなる成長と社会貢献へと繋いでゆきます。

採用情報

最新の採用情報については、直接企業にお問合せください。

応募要項
募集職種 ・製造職
・設計技術職
仕事内容 ・製造職 − 成形機械の組立、金型の加工、成形品の製造
・設計技術職 − 成形機械の設計、金型の設計、機械制御の設計
勤務地 本社(岐阜県中津川市)
応募方法 書類による応募
応募書類 履歴書、職務経歴書
選考方法 書類選考、面接
待遇
雇用形態 正社員
給与 15万円〜23万円
諸手当 交通費支給(上限24,000円まで)
給与改定 毎年4月
賞与 約2カ月分(過去実績による)
勤務時間 8:15 〜 17:00
休日・休暇 変則週休二日制(当社カレンダーによる)・年末年始・夏季休暇。
年間107日 
福利厚生 社会保険完備

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